記事:露外相、日ソ共同宣言を疑問視

露外相、日ソ共同宣言を疑問視…外相会談で

読売新聞 11月20日(土)9時27分配信
 13日に横浜市で行われた日露外相会談で、ロシアのラブロフ外相が、平和条約締結後に色丹島歯舞群島を日本に引き渡すと明記した1956年の日ソ共同宣言を疑問視し、「北方4島のロシア帰属は確認されている」との立場を示していたことが明らかになった。

 政府関係者が19日明らかにした。

 同関係者によると、ラブロフ外相は会談で、同宣言について「ソ連がなぜ締結したのか分からない」などと述べ、領土問題に強硬姿勢で臨む姿勢を明確にした。

 これに対し、前原外相は北方領土問題を解決し、平和条約を締結する必要性を強調した。

読売新聞 11月20日(土)9時27分配信